花の溢れる幸福なダストボックス

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2017.02.13 Mon プラトン的感情

もし永続する愛があるのなら、それはさざ波のようなものなのだろうか。

細波のように消え残る落ち着かない気分を壊してしまいたい、つまり、
既に築かれたものの中に避難してしまいたくなった。
実際はそんなことは有りえないわけだが、
しかしある見知った貝殻のなかで 私は隠れて呼吸した。
救い主がキリストとして生きなかったとして、キリストは救われるのだろうか。
(貝殻はきっとこう答えただろう、「救い主はその問いに直面しない。」)
およそ一日か二日で消える筈だった奇妙な危うさは七日前の時点でおよそ七日間続いており 降参、貝殻がキリストになりキリストが娼婦になり娼婦がかたつむりになる世界で生きているわたくしは、
相手の倫理の膜のなかで 一息、そうして振幅は実のところかなり収まったのだった。

既に築かれたものの中に避難して呼吸するための、誰からも見られないようにベールを
誰であれ相手の倫理を輸血することは不可能なわけだが、
血がないのか空気がないのか、それであれ分かれば話は容易になりましょう。

貝殻の脈を聞きながら私はこう問う、
「どうして愛は一瞬のものなのですか。どんなに美味しい食事も七日経てば空腹とは卑しい。」 貝殻は貝殻なので、
「七日間お腹にあれば悪くなるよ。」
貝殻の膜のなかで栄養が巡る。
「美徳と悪徳の混在を愛せる人の傍にいたら貴女はもっと生き生きするのでは?」

相反するふたつを抱いたまま肯くことが一人ではまだ できない。
精神で結びついているから見破られる、
(気づけなければ思惟はなく、革新もない。そこに救いはない。)
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2017.01.21 Sat E transfusão de sangue

赤信号を守るようになった。(以前に比べて)
統治の術を覚えてゆく、わたくしは

欲望を減じさせて なお感情を留めおくことは可能?

河をせき止める木板が生まれ成ったのだ、もしくは、
水源に傘を与えた。
氾濫するそれを抑えられることと、水のないことは違う。
名前のあることがいけないんだ。

蛇口を捻ってわざと水量を調節するのは色を把握するためだが、
そのものになってしまえば自分が何者かは知る由もない。蛇口の捻り方を先験的には知らない。色の名を再検討するのは趣味の話だろうね。

みにくい、
激情の醜さ、抑圧の醜さ、あるいは美しさ。
わたしは色の名を知らない。まだ与えられない。
しかし、生き物です。

2016.11.20 Sun 最低だ。

どんなルートを辿り嘘を肯定したとして、
触れたときの絶望感は著しい。言語生活における嘘が肯定できない要素で埋め尽くされているならば、どんなに心を尽くしてもすぐに煙って咳込む。
言葉の限界についてあるいは両義性について述べることは許されない、
真と偽とを含み持ち境界を無化することは芸術だろうか? いいえ。
芸術は何も改竄しない。
嘘ばっかり。

せめて私の周囲だけでも嘘を根絶やしにしたいのに、
こんな簡単なことでさえ
わたくしの生き様からは浮かび上がらないのか。

2016.10.18 Tue なぜ眠っているの?

喉が痛い、
部屋が散らかっていてハウスダストがベッドに机に床に繁殖している気がする。そんな風に思ったことは一度もない。想像してみるが失敗する。乾燥して張り付くみたいな。喉に侵入した埃。引っ掻きたくなって舌で擦って暫くするとまた痛む。耳の奥の粘膜も痒い。

「生活を取り戻したい」
のような、甘ったるくて気持ちの悪い言葉を繰るのは不思議といつも女だ。
恥を知れ!
生活はいつだって手のうちに、もしくは、在りえない。

2016.09.03 Sat 与えること

ask.fm

きっと何を話しても良かった。
《話をする》とは、つまり、自らを賭けるということです。
言葉を重ねて糸を繰り返し巻き付けて知り合う、指先が交わる。
上記の ask.fm に自らの臆病を見ました。
愛情の自己生成。そして躊躇わずに与えること。
理想的でなくとも受け入れなければ生は選べない。