花の溢れる幸福なダストボックス

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2018.04.03 Tue 美味しい食事

適切なことばで語りかければ、振り返って、反響する音を耳にする。
他専修と合同でバーベキューがあるらしい、
この一年をどうしようか。先の年度は目まぐるしかった、
「欲望を小出しにすること。」シンプルな生活を送らなくてはすべきことまで手が回らない、
声が返ってくる。
料理、幾つかの料理をする、調味料のさしすせそ。お酢を使ったことがない。
ハノンで指の練習、誰かと対話の練習をする。
恋い焦がれた珈琲の入ったティーカップと肉体があった、
残響に耳を澄ます。私が天使であれば良かった。
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2018.03.13 Tue 何もかも忘れない

収束。
膨らんで、萎む。鳥はずっと囀っている。
(ピーピー、ピルピルピル、チュンチュン)

我が身ひとつ手に負えない人間が子など持つべきではない、怖しい、
人を長く愛せた試しもないのに。震えて大人に会うと、子供についていたく前向きな話を聞く。世の中は嫌な風に出来ている。
ずっと誰か一人の他人と生きていきたいと望んで来たのだから、その夢は叶えたく思う。大人は真面目に話を聞く。
きっと幸福のまま橙に暖かい。

憧れていた記号があった。生の本人を置き去りにして。
ボロ布の気分で横たわっていても裏切らないのは私自身の生だった。
それが虚構と分かればどうして敗北しようか、それもお手製の。
(母型を打ち棄てる覚悟の漸く。)永遠のミューズは完璧、なぜなら頭の中にしかいないから。頭の中の女性に憧れて近づけばよいのだ、もう偽りは視ない。
そして 実の呼吸。

2018.02.28 Wed 調律師

巧みな調律師がいて、音が呆けるとよく合わせてもらっていた、
けれどわたくしはピアノではない。
一人で動けるし、観劇も出来る、砂埃を吸い込んだら吐きだす、
さほど意味のないことばの国で水遊びをする。もっと遠くで息が出来る。

きっと失うだろうからと微笑んでいないのは愚かだ、けれど生きている速さが違うのだろう、見せかけの。
見せ掛け、
張りぼての国を燃やす。渡航。

2018.02.23 Fri "E poi la nave appare."

受け入れることを、
「愛する」と言う男性と「愛される」と表現する女性とがいて、決して譲らない。
蔦のように絡み合い、解け、離れる、ことばが。言葉が再び出逢う、それを通して立ち現れるわたくしたちが。
どんな風に重なっても良いのだった、勿論、手が食べ物を千切るようにも、熱い液体が体を流れるのを見詰めていても良かった、
それはどのように取り扱い枠組みを与えることも可能な事象の束、
「i nomi che mi dava al suo venire あの人と会った時に呼んでくれた名前」
あの人たちが来て、わたくしに与えた概念
いっそう蠱惑的に思える振る舞いを選び取ることで、構築されゆく概念を集めた世界が一瞬目に映る。ある晴れた日に。

2018.02.05 Mon 全ての窓に鍵を

どこにでも行ける、ひとりで死ねる、誰とでも飛べる、
愛情がなくても、都合がよくても。何であっても、嘘さえついていなければ生きていられる。

もう少し違う物の見方がしたい、
いっそう閉じながら熱く溶けた核心に形を与える。
潜水艦にオモチャを詰めて。